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『「何か」について考えなきゃならない時がきた』
【あらすじ】
●大きな文字盤と、天辺に尖塔を持った時計台を見上げた。その時計技師を見かけたのは、珍しく時計の針が止まっていた時だった。時計技師は遥か上空で文字盤を開き、中の機械を鼻唄交じりにいじっていた。歯車同士の大きさを測り、距離を測る。複雑なようでいて単純な歯車の仕組みが大時計を動かしている。
●彼はかねてから持っていた疑問を時計技師に向けた。「『何か』の意思に動かされているならどうして自分達は存在しているのか」時計技師は時計台の頂きを指差す。時計台だと思っていたそれはかつて、錬金術師の弟子達と上りつめた山だった。見上げれば尖塔に挿した歯車は回転を始めている。夜空に浮かぶ星々も、月も惑星も、この塔の先端を中心に回転を始める。上空には、一つの点を中心とした、大きさの異なる幾つもの同心円が延々と広がっていた。それは「Paradiso(遊園地)」と呼ばれている楽園。人間としての個性と自由を棄て、あるべき姿を範した、神に気に入られた者たちが住む理想の世界。カレは仕立て屋の娘アルテ、占星術師の娘ステラとともに楽園の果てを目指す。
●電動夏子の人間賛歌「人間再生」をテーマに据えての神聖喜劇。カレの旅は【Inferno】【Purgatorio】を越え、最終篇【Paradiso】へ。
(2011年5月 吉祥寺シアター)
レビュー
(21)
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